こんにちは。てんよめです^^
大津市に引っ越してから長女と次女はスイミングに通っています。
長女は引っ越す前の岡山にいた時からスイミングを習っていたので、大津のスイミング教室『コジャック』でも順調に進級して楽しそうに通っていました。
それなのに急に……
スイミング、もう行きたくない。
って言いだしたのが10月に入ったくらいからでした。
いったい何があったのか……。
家では嫌がるけど、プールでは楽しそうにしている長女
「行きたくない。スイミング辞めたい。」
という長女ですが、水着に着替えてプールに入ってしまえばギャラリーから見ている分には楽しそうにしています。
コーチの言うことにはしっかり従っている(声などは聞こえないので、見ている限り)し、順番待ちしている時も潜ったりして楽しそうに見えます。
プールから戻ってきて着替える時も
楽しかった~!
って言ってるんですよね。
だから、スイミングは楽しいし続けたいと思っているんだろうなって言うのは察することができたんです。
じゃあ、なんで長女の口から「辞めたい」って言葉が出てきたんだろう……?
スイミングを辞めたい理由は「疲れるから」
まだ5歳だし、習い事が嫌ならやめてもいいとは思っていますが、理由はしっかり聞きたいです。
まぁ、旦那さんは
泳げなかったら命にかかわるから、水泳はしっかりさせたい!
と言っているので、辞めるか続けるか……どうなるかはわかりませんが。
長女が辞めたいって言いだしてから、辞めたい理由を聞いていました。
どうしてスイミングを辞めたいの?
疲れるから。。。
「疲れる」こんな理由で辞めたいなんていう子じゃないので、違和感しかありませんでした。
身体を動かすのは大好きで、先日発売したニンテンドースイッチの「リングフィットアドベンチャー」でS+の記録をたたき出しているくらい、体力も身体能力もある子なんです。
疲れるから?
確かにプールは疲れるよね。
他に理由は?
……疲れるから!
「疲れるから」以外頑なに言おうとしない長女に、ただただ違和感しかありませんでした。
母の勘?とでも言いましょうか……。
隠し事がある雰囲気がプンプン漂っていたんですよね。
よくよく聞きだしてみると……「嫌な子がいる」
イヤイヤ言いながらも、台風をはさんだりして適度にお休みをしつつ。
行くときはスイミングに行って頑張っている長女。
長女の本当の理由が知りたくて、長女と二人っきりに慣れる時間が奇跡的に作れたのでリラックスしてるな~って時を見計らって聞いてみました。
スイミング、楽しくない?
お母さんは嫌ならやめていいと思ってるけど、疲れるって理由で辞めるならこの先どんな習い事も続かないよ。
そうだ!
次のプール終わったら、お洋服買いに行くし、どんなデザインがいいか考えながら泳ぎなよ!
……。
そんなことしてたら押されたりするもん。
抜かされたりするもん。
押されたり抜かされたりするん?
そっか……それが嫌なんやね。
やっと長女が本音を言ってくれました。
どうも、順番を守れない子がいるようなんです。
長女のクラスは10人前後で、コーチが1人。
その中で1人の男の子が順番を守れずに抜かしたり、押してきて嫌な思いをしているようなんです。
ちーちゃん、話してくれてありがとう。
押されたり順番抜かしは……嫌やったね。
コーチはなんも言わんの?
ちょっとは注意してるよ。
コーチが注意しても態度が変わらないから、長女の我慢の限界が来たのかもしれません。
そりゃ、嫌になるよね。
【対処法】モンスターペアレント覚悟でコーチに直談判してみた
他のお子さんのことをコーチに言うのも……モンスターペアレントのような気がして、正直私も気が向きませんでした。
でも、長女が苦しんでる……。
旦那さんに相談してみたら、
コーチに言うべきじゃね。
娘は辞めたいとまで言っています。って。
と言っていました。
旦那さんは仕事があるし、なかなか一緒にはスイミングに行けないんですが、私がこういうことを先方に言うのが苦手だって知っているので、「自分が言う」と言ってくれていました。
ただ、時間が合わなかったので今回は私がコーチに直談判しました。
「長女が順番抜かしや押されたりする子がいて、辞めたがっている……」と。
コーチに伝えたことを長女に言ったら、表情が明るく
スイミングが終わって。
長女に
- コーチに長女が嫌な思いをしているということを伝えたこと
- 嫌な思いをしているのは長女だけじゃないってこと
- コーチがこれからしっかり注意していくと言っていたこと
- 嫌な気持ちになったらすぐにコーチに言うこと
を伝えたら、パァっと表情が明るくなりました。
長女だけが嫌な思いをしているわけじゃないって知った時の長女の顔、すごくホッとしていました。
『あなたの味方だよ』ってことをしっかり伝える大切さ
コーチに伝えてきたよ。
もっとしっかり注意していってくれるってさ。
コーチに伝えてくれたんや。
ありがとう。
ちーちゃんも、お父さんやお母さんは味方だよっていうことがわかってくれたらいいな。
これから改善されればいいけど……。
帰宅して、旦那さんに報告しました。
長女の表情も明るくなったことも。
旦那さんの言葉を聞いて、私は「苦情をいう親」というみられ方をされるのが嫌だなってだけしか思ってなかったけど、「長女の気持ちを守ってあげた」ということでもあったのだと思いました。
長女が苦しんでいる時に、理解して対処する。
今回のことで一方的に「スイミングに行きなさい!!」ばかりになってしまっていたら……きっと長女はこの先頼ることをしなくなっていたかもしれませんよね。
大げさかもしれないけど、可能性は十分に考えられます。
親子の信頼関係って、子どもの気持ちをしっかり聞くことから始まるのかもしれないな……って実感しました。
今回はスイミングだけど、これが不登校問題になったら……
まだ今回は習い事だからよかったのおかもしれません。
保育園や小学校、中高……だった場合。
この先ないとは言い切れないことですよね。
頭ごなしに「行きなさい!行くのが当たり前で普通なの!」なんて言っていたら、心を閉ざしてしまうかもしれません。
今回の『スイミング辞めたい事件』のように、マイナスの感情になった時はしっかり向き合っていくことが大切だと気付きました。
私も旦那さんも、お母さんお父さんになってまだ5年目。
手探り状態ですが、家族みんなで成長していこう!!
クラスの中でも(問題の子は)年齢的に幼いんですよね。
なので、こちらとしても甘く見ていた面が正直あります。
ただ、お母さんが言うように他の子にも迷惑が掛かっているという認識はありました。長女ちゃん含め、嫌な思いをしている子がいるのは事実です。なので、これからは今以上にきつく指導に当たります。その子のためにも……。
長女ちゃんにも、嫌なことはその都度コーチに言うように伝えてください。お母さんでも構いませんが、コーチの私に言ってくれればすぐに対応出来ますので。申し訳ありません。